北海道地区の一般鋼材は、荷動きが盛り上がりを欠く中で、流通は値上げの転嫁へ向けて売り腰を強化している。月末から7月市場へ向けて品種によっては上伸の可能性も強まっている。 先週までに一部品種で一定レベルの価格転嫁が実現したケースも。各種経費の上昇が続く中、先に実施されたメーカーの製品値上げ分を早期に上乗せさせることが喫緊の課題。すでに転嫁が進...