一般鋼材の荷動きは、例年需要をけん引する福岡県をはじめ、昨年末から低迷が続いている。流通はメーカー値上げに諸コスト増と、採算悪化の要素を抱えるが、思うように転嫁が進まない。 建設工事は資材高騰、人件費の高騰に加え、物流の2024年問題なども冷や水となり、都市計画をはじめとした大口案件も計画が後ろ倒しの傾向で、1~3年ほどの遅れも見られる。中...