先日行われた欧州議会選挙ではフォンデアライエン委員長率いる勢力が過半数を確保したものの、極右勢力も躍進した。フランスではマクロン大統領が議会解散に踏み切るなど、EU加盟国の政治基盤を揺るがしている。鉄鋼業においては、EUの環境政策転換が大いに関係する。CNに向けた製鉄業のルール化づくりや、2035年以降のガソリン車(合成燃料を除く)販売禁止...