関西地区の普通線材製品は、強含み横ばいで推移している。 メーカーは値上げを推し進めており、6月中には流通全体に新価格が行き渡りそうだ。その中で安価な海外材の入着は続いており、足元は円安で相殺されているが、今後円安が解消されれば、値上げムードの向かい風となるだろう。 需要は全体的に良くない。住宅向けは低位安定状態。都市部は民間の建築案件がそれ...