日本製鉄は、アセアンとインド市場での「インサイダー化」を深める施策として、今年度から新たな組織体制を始動させた。大河内信生常務執行役員がインドのニューデリーとタイのバンコクを行き来する形で常駐し、インドとタイの現地法人にもそれぞれ海外経験豊富な社長を起用。重層な布陣により両国内で政府・省庁などとのネットワーキングを強化する。