首都圏の鋼板加工流通業からは「5月の実商いは、おそらく今年1月の低調さ並みかそれに次ぐ悪さだったのではないかと実感する」との声が聞かれる。店売り市場では大型連休前から連休明けの駆け込み注文がほとんどなく、帳破明けから月末にかけての荷動きも停滞したままだった。全産業分野にわたって末端実需の落ち込みが鮮明だから「手の打ちようがない」。買い手市場...