昨年の日本産鉄スクラップの輸出量は過去最高の950万トン程度になる見通しで、東南アジアなど海外でインフラ整備が進む中、依然として鉄源需要は旺盛だ。スクラップ相場も高止まりするだろう。ただ、相場を展望するのは難しく、また今年の鉄筋需要は減少が予測されるが、どの程度減少するかも、まだ不透明と思っている。 いまは各国が鎖国状態だが、コロナが収束す...