関東地区でNi系ステンレススクラップが〝ナイモノ高〟の様相を呈している。発生低調で市中に品薄感が強い中、先高期待からヤード業者が集荷を積極化。SUS304系スクラップ(クロム18%、ニッケル8%)の市中価格は、ここ1カ月間でトン1万円超の上昇となった。品薄に加え、為替の円安でニッケル合金を含む製品の輸出が堅調となった一部メーカーでスクラップ調...