「次期中計に向けた1年になる」と話すのは、箱守一昭中山製鋼所社長。今年度は3カ年中計の最終年度で、来期には新中計が始まる。同社は2030年までの長期ビジョンでCO2排出量が少なく、コスト競争力のある電炉スラブ活用のため電炉増強策を検討。「カーボンニュートラルや電炉増強に向け、どうするか。そういう3年になる」とし、直近3カ年の実績を踏まえなが...