全国ステンレスコイルセンター工業会(JSCA)がまとめたステンレス鋼板販売・在庫統計によると、2023年度の販売量は前期比4%減の60万トン、加工量は8・9%減の89万9千トンだった。販売はコロナ禍で落ち込んだ20年度(60万トン弱)以来の低水準で、加工量はリーマンショック後の09年度(97万トン強)を下回り、90万トンの大台を割った。ニッ...