経済産業省がまとめた生産動態統計(速報)によると、2023年度(23年4月~24年3月)のベースメタル生産量のうち、電気銅は過去最高だった前年比で4・9%の減少となったが、150万トン超の高水準を維持した。亜鉛は2年連続の減少となり、57年ぶりに50万トン台を割り込んだ。電気鉛も4年連続で減少し、55年ぶりの低水準だった。