建築鉄骨のトン当たり製作単価は、2023年度に続き上伸基調が続いている。背景には鋼材など資材の高止まりや、賃上げや働き方改革などに伴う労務費の上昇がある。一方で、生産重量は前年度を下回るペースで推移しており、H形鋼やコラムといった形鋼類の需要鈍化を改めて裏付けた格好だ。