日本鉄鋼連盟が16日発表した特殊鋼鋼材受注統計によると、2月の受注量は前年同月比3・7%減の107万8千トンにとどまり、2カ月連続で前年同月実績を下回った。主力の自動車向けが低調だったため、国内向け(内需)は同3・5%減の78万1千トンと、80万トンを割り込んだ。80万トン割れは、コロナ禍の2020年8月以来、3年半ぶり。 2月は自動車向け...