公共事業関連の需要は年度末で一段落し、4月からは荷動きも小康状態となっている。1~3月期の土木工事向け需要は例年よりも少なかった。資材高や人手不足で工事の見送りなどが影響したとみられる。 一方で市況は強含み気配が広がりつつある。素材の普通線材価格の上昇を受けて、伸線メーカー各社はエネルギー代や運賃、労務費などのコストアップを上乗せした製品価...