東京製鉄は18日、4月契約の鋼材販売価格について全製品を前月比で据え置くと発表した。全面据え置きは2カ月連続。小松崎裕司取締役常務執行役員営業本部長は「国内市況は前月より確実に上向いているが、これまでの値上げのマーケットへの浸透度合いと需給環境を見極めたい。一方、コスト面は予断を許さない状況で販価是正のタイミングを見計らっていく」としている。