鋼材流通大手のアイ・テック(本社・静岡市)は13日、建設用鋼材のH形鋼や一般形鋼について、メーカー値上げ分とは別にトン5千円の流通コスト増加分を価格に転嫁する方針を改めて示した。同社は「『2024年問題』への対応も含めた物流費や労務費などの流通経費の上昇は自社で吸収できる水準を超え、収束する見込みがない」と指摘し「特約店が犠牲を払う悪循環か...