関東地区の鉄スクラップ市況が強基調を維持している。市中に品薄感が根強い中、高水準の船積みで地区需給はタイト。今週に入って電炉メーカー各社の入荷は減少傾向にあり、必要量を確保するため一部で個別対応の高値が散見される。一方、海外市況の軟調が先安材料に挙げられる。来週12日には関東鉄源協同組合による3月契約の輸出入札を控えており、その結果と東京製鉄...