鉄鋼メーカー各社の素材値上げが相次いでおり、鉄鋼二・三次加工製品も2021年から22年にかけて上昇した値上げ局面に再び入りそうだ。前回の値上げは主原料価格の上昇が大きな要因を占めていたが、今回は運賃や労務費のコスト増にも焦点が集まる。 線材加工メーカー幹部は「我々の製品は最終ユーザーまで足が長い。サプライチェーン全体でさまざまなコスト増に対...