日鉄エンジニアリング(社長・石倭行人氏)は7日、大日本印刷の「市谷の杜 本と活字館」(東京都新宿区)に球面すべり支承「NS―SSB」26台が採用されたと発表した。振り子の原理と鉄の技術を活かした免震装置で歴史的建造物の再生を縁の下で支えている。 本施設は1926年の竣工以来、「時計台」の愛称で親しまれてきた旧営業所。今回、修復・補強し内外装...