1月も半ばを過ぎた。新年から能登半島地震や羽田空港の飛行機衝突事故と不幸な出来事が相次ぎ、業界団体や企業の新年会でも多くが「賀詞」「交歓」の呼称を避けている。 ある席上で別団体の役員が「うちも乾杯はやめ、挨拶後に『ご歓談を』と促す」と話していた。記者がつい「『歓』があると祝賀の雰囲気が出るのでは」と指摘すると「懇談にしようか」と悩んでいた。...