――流通から見た23年の普通線材製品業界の回顧から。 「一年を通して弱含み横ばいで推移した。20年、21年で素材価格が大幅に高騰し、各社は段階的に値上げを実施。販価改善したものの、需要はじわじわと停滞。中国・韓国などから安価な製品が入着し始めたこともあり、市況はジリ安に転じた。数量は減少し、結果的に売上高は昨年比で横ばい、あるいは10~15%...