全国コイルセンター工業組合がまとめた10月の流通調査によると、出荷量は前月比4・7%増(前年同月比5・5%増)の123万8932トンとなり、2カ連続で前月実績を上回った。 主力の自動車生産が総体的に増えていることでコイルセンター現場の加工・出荷を底上げしている。実働日数増や年度下期の需要シーズン入りしたことも、要因とみられる。 直近の1年間...