日本伸銅協会によると、10月の伸銅品生産量(速報値)は前年同月比12・5%減の5万5580トンだった。22カ月連続で前年を割った。半導体関連の需要に底打ち感が出ているが、需要は依然低水準。自動車関連は回復しており、これまで不調が続いていたモバイル端末関連は回復基調に転じている。デジタル家電や空調機器、住宅設備機器関連などは低迷している。 最...