国土交通省がまとめた新設住宅着工統計によると、東北地区の23年度上期(4~9月)新設住宅着工戸数は2万4256戸となり、前年同期比で4・4%減少した。戸建てが持ち家、分譲ともにマイナスとなり、インフレによる生活防衛意識の高まりを背景に住宅投資意欲の低調さも見て取れる。 県別に見ると、増加したのは岩手、山形の2県。青森は4年ぶりに増加した前年...