線材製品協会がまとめた冷間圧造用(CH)鋼線の2023年7~9月期出荷量は前年同期比4・5%増の34万6187トンとなった。4~6月期に続いて2四半期連続増となったものの、需要の大半を占める自動車の生産台数の伸び率に比べて、CH鋼線のプラス幅は限定的となった。1~9月累計では100万1749トンで、前年同期に比べて0・2%少ない。 内訳は、...