九州地区のH形鋼扱い商社で組織する「七社会」によると、9月末の九州地区特約店在庫は前月比549トン増の2万710トンとなり、2カ月ぶりに増加した。在庫率(在庫量/出荷量)は3・27カ月分で、適正水準を上回っている。 需要動向は、建築工事の大口案件向けが端境期で、荷動きの規模はここ数年の中で低水準だが、中小案件向けも足元の需要は依然低迷してい...