阪和興業は21日、10%出資するインドネシアの合弁高炉メーカー「徳信鋼鉄」が第3高炉に火入れし出銑を開始したと発表した。第1・2高炉と合わせた生産能力は年間700万トンとなる。半製品や線材、丸棒の生産増強を受けて、阪和興業は同国内や東南アジアの需要家への拡販に一層注力し、アセアン地域での基盤強化に努める。 20年3月に第1高炉が、翌21年2...