金属外装分野の需要回復が遅れる中、めっき鋼板やカラー鋼板などを製造する建材薄板メーカーの間で輸入材に対する警戒感が高まっている。特定の流通による営業が活発になっているとの声が増え、各社では市中在庫の適正化に向けた対応を続けるとともに、情報収集の動きを強化しているようだ。 市場環境をめぐっては、7月の新設住宅着工が2カ月連続、金属外装に直結す...