財務省や日本鉄鋼連盟の貿易統計をもとに2022年(暦年ベース)の品種別鉄鋼輸出入状況をまとめたところ、熱延コイルは4年連続で1千万トン台後半を維持し、特に市況が高騰していた欧州市場で取引開拓が進んだことで大手リローラーのマルチェガリアなどがあるイタリア向けは前年から2・6倍に、スペイン向けも2・2倍に増えた。(カッコ内は前年比)