アルミスクラップ相場に底打ち感が出てきた。品薄によって主要需要家であるアルミ二次合金メーカーが原料問屋と行う原料買値交渉において、8月後半積みから引き上げを決めたことが背景にある。引き上げとなるのは2月以来半年ぶり。反発に転じたことで、市中で底を打ったとの見方が強まった。指標の一つであるアルミ新地金価格が現行水準を維持できれば、下値は堅いと...