名古屋ステンレス流通協会がまとめた7月の店売りステンレス鋼板需給統計によると、多くの品種で在庫数量が減少したことから、全体の在庫は前月比4・1%減の1万359トンとなった。2カ月ぶりに前の月を下回ったものの、海外製品の入着量が高い水準で推移していることもあり、需給に引き締まり感が見られない。 自動車関連のクロム系スリット材加工は引き続き好調...