電線大手上場4社の2023年4~6月期連結決算がこのほど出そろい、3社で収益が悪化した。経常損益はフジクラが増益で住友電工・SWCCが減益。古河電工は赤字に転落した。情報通信関連などの事業が業績を左右した。また自動車・エネルギー関連事業でも明暗が分かれたほか、エレクトロニクス関連事業は苦戦が目立った。 情報通信関連事業では、住友電工がデータ...