鉄骨向け主要部材のコラム(大径角形鋼管)の関東市況が1年3カ月ぶりに反発し、前月比で3千円方上伸した。定尺販売が多いH形鋼などに比べ、一次加工が絡むコラムは建築需要の停滞感から鉄骨ファブリケーターなど需要家の動意が薄く、上値が重かった。だが直近では入庫遅れが頻発し、市中在庫が急速に低下。流通による高唱えがようやく浸透し始めた。