アルミ圧延事業を手掛ける国内上場大手3社の2023年4~6月期決算が出そろった。国内のアルミ圧延品需要が停滞する中で販売数量を落とすメーカーが相次いだ。添加金属やエネルギー価格の上昇に対しては顧客への転嫁が進んだものの、数量減を相殺するには至らず全社が経常減益(UACJはIFRS導入のため営業利益)だった。 国内のアルミ圧延品市場は、自動車...