中部磨棒鋼協同組合がまとめた組合員各社の6月の磨棒鋼・冷間圧造用鋼線合計の生産は、自動車関連需要の底堅さを映し前年比5・9%増の2万7914トンだった。前年比増は2カ月連続となった上、増加幅も拡大した。前月の段階で前年割れだった棒鋼も増加に転じ、二次加工メーカーの稼働状況が徐々に改善している状況を示した。 半導体不足の解消に伴い、トヨタの国...