九州地区のH形鋼の扱い商社で組織する「七社会」によると、6月末の九州地区特約店在庫は前月比1783トン増の2万973トンとなり、2カ月ぶりに増加した。在庫率(在庫量/出荷量)は3・28カ月分で、適正水準を上回っている。 足元の需要動向は建築工事の大口案件向けが端境期で昨年、一昨年のペースに比べると低水準で、中小案件向けも低水準で推移。大口案...