関西地区の異形棒鋼市況は、新規の引き合いが低調で、2千円軟化し、直送ベース=10万5千円となった。需給両面で下支え材料が見当たらず、当面も弱含みの相場展開が続きそうだ。 4~5月の関西主要商社のメーカーへの明細投入量は、前年同期比7・4%減少。2023年度の需要は昨年度並みが見込まれているが、「何らかの原因で工事が遅れているようだ」(大手商...