昨年は半導体など部品不足を背景に自動車関連をはじめとする生産活動の停滞に伴って発生が減少。それまで好調だった特殊鋼メーカーをはじめとする電炉のスクラップ購入量が一転、低調に推移した。新型コロナの行動制限が解除された今でも、その流れが続いているように見える。 各社がカーボンニュートラル実現に向けた取り組みを加速させる中、鉄スクラップの商流が少...