日本鉄鋼連盟が21日発表した5月の国内粗鋼生産量は前年同月比5・2%減の764万9千トンとなり、17カ月連続で前年同月実績を下回った。鋼材需要は主力の自動車向けが回復基調に入っているものの、建設関連の伸び悩みなどもあって全般に力強さを欠く。こうした状況を映し、鉄鋼メーカーの生産活動も低位で推移している。 5月の1日当たり生産量は24万7千ト...