関西地区の雑品スクラップ市場は足元、発生が低調に推移している。需要は決して旺盛ではないが、低迷する発生状況から集荷競争となっており、市況は高値寄りの展開となっている。 地区では大型の解体案件が底堅く推移している一方、中小規模の解体案件が精彩を欠いているため低調な発生状況となっている。加えて、梅雨の時期も相まって荷動きは鈍化している。雑品需要...