財務省の貿易統計や日本鉄鋼連盟の発表をもとに4月の品種別鉄鋼輸出入状況をまとめたところ、熱延コイルは5カ月連続の90万トン台に達し、うちメキシコ向けは2021年3月以来の10万トン超えだった。墨鉄鋼メーカーのアームサ(AHMSA)が資金難で操業を停止し、同国からの引き合いが増えたことが反映されたほか、イタリアやトルコといったアジアと比べ市況が...