日本鉄鋼連盟が16日公表した特殊鋼鋼材受注統計によると、4月の受注量は前年同月比11・3%減の119万8千トンにとどまり、19カ月連続の前年同月割れだった。自動車関連需要が本格回復せず、自動車以外も活発さを欠いた。 国内向けは10・4%減の83万トンとなり、極めて低調な90万トン割れの状態が7カ月続いた。自動車用は3%減、次工程用は12%減...