――鉄鋼事業を取り巻く環境をどうみていますか。 「国内需要は徐々に回復してくるとみている。自動車分野の国内完成車台数は、前年度の811万台から今年度は900万台前後に増えるとみている。造船も多くの受注残を抱えており、建機向けも堅調だ」 「海外は、欧米地域で若干の減速懸念もあるが、影響の大きい中国は、見通しは難しいながらも全人代で5%成長を掲げ...