東京製鉄は22日、6月契約の鋼材販売価格について、全製品を前月比で据え置くと発表した。国内マーケットは需給や市況動向に前月の売り出しから「大きな変化は起こっていない」(小松崎裕司取締役常務執行役員営業本部長)が、海外市況の下落で市場心理は冷え込んでおり、「国内相場の足かせと認識している。今後の輸入鋼材動向と値上げ品種のマーケットへの浸透度合い...