関東地区の鉄スクラップ市況は大型連休明け以降も海外の買い意欲が鈍く、基調の弱さは続いている。ただ、足元では関東鉄源協同組合による1万5千トンを含め船積みが活況。湾岸周辺の電炉メーカーを中心に入荷減が指摘される。これまで大きく緩んでいた地区需給には若干改善の傾向が見られている。 鉄スクラップ国内市況は3月半ばから下げに転じ、その後も下げ局面が...