三菱マテリアルは2030年度までに超硬工具の生産増強に約245億円を投資する。欧米地域で150億円、アジア地域は95億円を投じる。ドリル・エンドミルなど軸物工具に加え刃先交換チップを増産する計画。切削工具の生産能力は約6割増える。生産規模が比較的小さい欧米地域を重点増強するなどして地産地消での生産体制を強める。 同社では超硬切削工具需要は3...