JFEスチールの2022年度の製鉄所別の粗鋼生産実績が分かった。自動車向けを中心に需要回復が遅れる中、主要5地区のうち4地区で前年度実績を下回った。 前年度からの減少幅が最も大きかったのは、自動車向けが主力の東日本製鉄所千葉地区。需要回復の遅れに加え、昨年9月~今年1月にかけて高炉の改修工事があったため、1998年以来の300万トン割れとな...