神戸製鋼所は11日、2023年3月期連結決算を発表した。経常利益は前期比15%増の1068億円となった。鋼材などの販売数量減少、アルミ板のマージン悪化など減益要因があったものの、鋼材の販売価格改善、神戸発電所3号機の稼働などが利益を押し上げ、全体では増益となった。 売上高は2兆4725億円(前期比18%増)、営業利益は863億円(同1・4%...