鉄鋼産業懇談会の廣瀬孝会長(日本製鉄副社長)は11日、足元の鉄鋼需要について「国内では持ち直しの動きが継続している」と述べ、回復基調に変化はないとの見方を示した。一方、下振れリスクとして中国の鋼材需要の回復が遅れている点を指摘。同国の鉄鋼輸出が増加していることにも触れ、「動向を注意深く見守る必要がある」と語った。 同日の同懇談会終了後、記者...