今期の経常利益は100億円を見込む神鋼商事。最高益だった前期からは減益となるが森地高文社長は「不動産売却など一時的な増益要因があった。本来の実力へ補正するとともに、半導体需要の低迷や(神戸製鋼の)ミル改修で厚板の取り扱い数量は10万トンほど減ると覚悟している」と説明する。 一方、将来の成長に向けた施策は強力に推し進める。販管費を増やし、コロ...